盛岡八幡宮
延宝8年(1680)、南部重信により建立。祭神は農業・工業・商業・学問・衣食住など人間生活の根源の神である品陀和気命(第15代応神天皇)で、昔から地域の崇敬を集めています。1月の初詣や裸参り、2月の節分、9月の例大祭や流鏑馬の際には、多くの人が参拝に訪れます。
延宝8年(1680)、南部重信により建立。祭神は農業・工業・商業・学問・衣食住など人間生活の根源の神である品陀和気命(第15代応神天皇)で、昔から地域の崇敬を集めています。1月の初詣や裸参り、2月の節分、9月の例大祭や流鏑馬の際には、多くの人が参拝に訪れます。
盛岡出身の実業家・瀬川安五郎が明治18年(1885)頃に邸宅として建てたもの。池泉回遊式の庭園も数年かけてつくられました。建物は畳敷きの続き部屋と板張の広間などで構成され、それを板張の廊下が囲んでいます。そこから見る庭は、美しく、四季の風情を感じさせます。盛岡市の保護庭園・保存建造物に指定され、庭園は登録記念物に指定されています。
盛岡藩の「御薬園」だった地にある公民館。国指定重要文化財の「旧中村家住宅」が移築・復元されています。中村家は「糸屋」または「糸治」と呼ばれ、盛岡でも指折りの大きな商家で、呉服・古着などを主に商っていたといわれています。また、公民館の庭は、紅葉の名所としても知られ、秋には観賞する人々で賑わいます。
盛岡城跡公園内にある町なかミュージアム。1階では祭りや観光情報を紹介しており、奥に、高さ9メートルにも及ぶ明治時代の山車を再現したものが展示され、間近で見ることができます。また、2階では城と城下町のなりたちや盛岡藩ゆかりの品々を紹介。盛岡散策前に立ち寄ってから巡ると、盛岡をより深く感じられます。
明治43年(1910)に建てられた旧第九十銀行を保存、活用した施設。設計は盛岡出身の設計技師・横濱勉。ドイツ風ロマネスク方式の流れをくんだ意匠が特徴です。館内には、歌人・石川啄木や童話作家・宮沢賢治が青春時代を過ごした盛岡と、ふたりの足跡を紹介、展示をしています。1階には、喫茶室があり、ゆっくりと過ごすことができます。
東京駅を設計した辰野金吾・葛西萬司建築事務所が設計し、明治44年(1911)に建設されました。レンガ造りの2階建で、明治期の銀行建築の姿を残しているといわれます。東京駅の赤煉瓦駅舎を設計した辰野金吾が設計した建築としては、東北地方に唯一残るもので、国の重要文化財に指定されています。
盛岡と遠野・釜石をつなぐ街道の玄関口だった鉈屋町界隈には、いまも明治期に建てられた盛岡町家が建ち並んでいます。その一画にある「もりおか町家物語館」は、盛岡市の保存建造物「浜藤の酒蔵」などを改修してつくられました。当時の暮らしぶりがわかる母屋には、喫茶スペースもあり、鉈屋町散策の途中に立ち寄ってはいかがでしょうか。