染物
染物
藩政時代から続く南部紫根染・茜染や南部古代型染、使うほどに風合いを増す藍染、地熱の力を借りる地熱染……。染物は、職人やその時々によって、染め具合が変わる。その違いも楽しみたい工芸品である.
「染物」お取り扱い店 (アイウエオ順)
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藍染工房 ねこの染物屋
あいぞめこうぼう ねこのそめものや
【藍染】綿や絹に、天然の藍を使った「すくも」で染めた藍染。定番は綿100パーセントのふんどし。「こい」「ひょうたんから駒」「鶴と亀」など縁起のよい図柄ばかり。そのほか、ストール、てぬぐい、巾着などがある。
岩手県紫波郡紫波町高水寺田中107
tel.019-676-4001
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蛭子屋 小野染彩所
えびすや おのせんさいしょ
【南部古代型染】慶長年間以来、南部家の御用染師として培った「南部古代型染」を現代に継承している。裃や小袖など武家の間で用いられた文様やそれ以降派生した意匠を現代では着物だけでなく、袋物やテーブルセンターなど現代の暮らしに溶け込む品に活かし、型紙(渋紙)を使用し染め抜く伝統的な手法で制作しており、南部型ならではの優雅にして豪快な美しさが楽しめる。
岩手県盛岡市材木町10-16
tel.019-652-4116
fax.019-652-4105 -
クワンこしぇる工房 add
くわんこしぇるこうぼうあど
【南部炭染】「こしぇる」とは岩手の方言で「つくる」「こしらえる」という意味。「くらしにアート」をテーマに、おもしろい、美しい、環境に優しいものを提案し、制作・販売している。盛岡ふきん、岩手ふきんなど、岩手らしいものでいっぱい。
岩手県滝沢市大釜風林42-185 2F
tel.019-656-8403
fax.019-656-8405 -
草紫堂
そうしどう
【南部紫根染・茜染】南部紫根染・南部茜染専門店。布を糸で絞り、ムラサキとアカネの根で染めた南部しぼり。年月を経るごとに色鮮やかになる紫根染・茜染は、代々受け継げる品として、全国に愛好家が多い。
岩手県盛岡市紺屋町2-15
tel.019-622-6668
fax.019-622-6667 -
染屋たきうら
そめやたきうら
【天然藍染】タデ科の藍草のすくもを発酵させ染め上げる「古法木灰水発酵建て天然本染め」は、日本古来の技法。伝統的な半纏、作務衣、シャツ、帽子、糸などを制作販売している。染色の体験教室も行っている。
岩手県盛岡市繋字尾入野64-102 盛岡手づくり村内
tel.019-689-2345
fax.019-689-2398 -
地熱染色研究所
ちねつせんしょくけんきゅうじょ
【八幡平地熱蒸気染】松川温泉で噴出する地熱蒸気を利用した染色法。蒸気に含まれた希薄な硫化水素には染料を脱色する効果があり、それを活かして美しい多色染めが可能となった。ハンカチやバッグ、シャツなど種類がさまざま。
岩手県八幡平市松尾寄木松川国有林559林班ヲ小班
tel.0195-78-2451
fax.0195-78-3431